ジレットモデルから収益獲得のバリエーションを学ぶ

Pocket

単発売り切り型のビジネスばかりで、ビジネスが安定しないとお悩みではないですか?

ある程度の高単価の商品を扱っているので、売れた時は大きく利益が出るけど、そうじゃない時には苦しいという状況になっていませんか?

 

もし、そうだとしたら今回ご紹介するジレットのビジネスモデルを学ぶことが、あなたのビジネスを安定させるためのヒントになる可能性があります。

ぜひ、この記事を読んでみて取り入れられる部分がないか考えてみてください。

 

★この記事を読むとどうなるのか★
・ジレットの何がすごいのかを知れる
・類似の収益モデルを知る事ができる
・自分のビジネスの参考にすることができる

 

 

ジレットってどんな会社?

男性の方はおそらく知っていると思いますが、ジレットというのはヒゲを剃る時に使うT字型のカミソリを作っているメーカーです。

K-1が全盛の頃にK-1ファイターのマイク・ベルナルドがテレビのCMで言っていた『切れてな〜い』というフレーズが流行ったので、記憶にある人もいるんじゃないかと思います。

 

このジレットですが、実はカミソリを販売し始めた当初、かなり革新的な売り方をしたことで有名な企業で、そのビジネスモデルは他の企業にも真似されるほど優れたものでした。

もちろん今も参考にできる部分はたくさんあって、今回の記事はそれを知ってもらおうというのが目的です。

 

ジレットのビジネスモデルが優れているというのは、投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏がジレットに投資をしていることからも、何か秘密があるなと感じますよね。

カミソリメーカーと聞くとそんなにすごい儲かるビジネスだというイメージはしないと思いますが、やはりバフェットさんは目のつけどころが違っていて、ちゃんとこのビジネスが儲かると見越して投資をしています。

 

消耗品で利益を出すモデル

ジレットのビジネスモデルが優れていたポイントは『替え刃』の存在です。

今は電動カミソリを利用している人も多いので、あまりイメージがつかないかもしれませんが、昔はT字型カミソリといって、持ち手の部分に取り替え可能なカミソリの刃をつけたものでヒゲを剃るのが一般的でした。

 

カミソリの刃は金属なので、当然使っていると錆びてきたり、刃が痛んだりして、徐々にそり味が悪くなっていきます。

安物のカミソリは持ち手の部分も含めて取り替える形になっていましたが、ジレットなどのメーカーは刃の部分だけを交換すれば、引き続き使えるカミソリを販売していました。

 

ヒゲを剃る時ってお風呂で剃ったり、洗面所で剃ったりするのですが、いずれにしても水で流しながら使うものなので、いくら丁寧に使っていたとしても、少し使うと錆びたりするんですよね。

なので、本体部分と替え刃と別で販売をしていて、最初に本体を購入しておけば、あとは替え刃だけを買えば長期間に渡って利用できるという商品でした。

 

要するに、本体を買ってもらうだけではなく、引き続き替え刃という消耗品を買ってもらえるため、長期間に渡って利益が出せるという形でした。

 

ジレットのビジネスモデルの優れていた点

ジレットのカミソリがビジネスモデルとして優れていた点は2点あります。

 

自社の替え刃しか取り付けられないようにした

大人の男は嫌でもヒゲは伸びてくるので、カミソリは必ず必要になります。

ですが、カミソリのような消耗品でも買い続けると、まぁまぁな出費になるわけで、その負担を軽減できないかということで考えられたのが、刃の部分を交換できるようにしたというアイデアです。

これによって、本体部分は一度購入すれば使い回しができるため、毎回毎回カミソリ全体を購入しなくてもよくなりました。

 

 

消費者にとっては、出費が抑えられるので、とてもメリットがありますよね。

ただ、ジレットはそこでもう一捻りして、ジレットのカミソリの本体にはジレットの替え刃しか着けられないようにしました。

そうすることで、一度ジレットのカミソリを購入してくれた人は今後もジレットの替え刃を購入してくれることが見込めるという状態を生み出しました。

 

これがジレットの優れていたポイントの1つ目です。

 

本体は赤字でも良いから多くの人の手に渡らせた

ジレットが優れていたのは、本体部分を赤字になってもいいから多くの人の手に渡るようにした、という点です。

本体の価格をかなり安く設定して多くの人に購入してもらえるようにしたり、無料で配布したりして、とにかく本体を多くの人に手に入れてもらうようにしました。

 

 

これは最初の時点では赤字からのスタートになります。

当然、無料で配ったら製造費用もかかっているので赤字になりますし、販売している分に関しても赤字になっても良いような価格で販売しているので、ここでは儲けるつもりは最初からありません。

 

 

そのかわり、将来的に必ず発生する替え刃の購入時にはしっかりと利益が出るようにして販売して、ここで儲けるようにしました。

本体とは違って、替え刃は繰り返し購入してもらえることが見込めるので、何度か購入してもらって最初の赤字の部分を回収できたら、そのあとはどんどん利益が積み上がっていくという形になります。

 

 

カミソリにそこまで思い入れがある人はいないですし、それなりに品質が良くて剃りやすいカミソリであれば、わざわざ他のメーカーのカミソリを買うよりも、替え刃の費用だけで済むジレットのものを使い続けますよね。

この2点がジレットのすごいところです。

 

ジレットモデルは他のビジネスでも応用されている

このジレットが取った消耗品で利益を出すという戦略は、他のビジネスにおいても応用して使われています。

いくつか例をご紹介するので、あなたのビジネスにも取り入れることができないかを考えながら読んでみてください。

 

プリンターの本体とインク

プリンターもジレットと同じように消耗品で利益を出すビジネスモデルになっています。

家庭用のプリンターの場合、家電量販店に行くと安いものだと1〜2万円で購入できますよね。プリンターがそんなに安く買えるのは、やはり消耗品であるインクでの利益が見込めるからです。

インクもジレットの替え刃と同じように、同じメーカーのものしか使えないようになっているので、ちゃんとインクまで含めて計算できるようになっています。

 

 

家庭用のプリンターを利用している方なら分かると思いますが、インクって結構頻繁に無くなります。それにまぁまぁいい値段するんですよね。

一度購入すると、少なくとも数年間はそのプリンターを使い続けるので、その期間の間に購入してもらうインクの利益で儲けるという形です。

 

 

携帯電話

『機種代0円』というのを大々的に打ち出して携帯電話を売っていた時期ありますよね。

あれも基本的には同じビジネスモデルで、機種自体は無料で配布するので、 赤字になるんですが、その後の月額料金で機種代を取り戻して、 利益を上げていくという方法です。

さらに、携帯電話は1度契約すると2年間は解約出来なかったりしますよね。 あれは、機種代をしっかり回収出来るようにしているわけですね。

 

 

エステ

厳密には少し異なるかもしれませんが、エステの初回無料券とかも似たような考え方です。

僕自身はエステに行ったこと無いので詳しいことは分からないんですが、 一度行ったからといって、すぐに変わるようなものではなく、 何回も通って効果が出るそうです。

 

 

初回は無料とか定額で一部分だけサービスを提供して、 その場で残り分10回のエステ券をオファーして購入してもらうという感じです。

初回分は赤字になりますが、 その後の継続が取れれば利益が出るというビジネスモデルです。

 

 

無料セミナー

よくある無料セミナーもエステと同じモデルですね。

セミナー自体では利益はださないけど、そのセミナーの中でバックエンド商品をオファーして、 そこで利益を得るというモデルです。

 

 

まとめ

今回はジレットの消耗品で利益を出すという収益モデルについてご紹介しました。

どんな形で商品を提供して、どこで利益を出すのかというを考えるのはビジネスにおいてとても重要な部分です。

これは個人ビジネスにおいても応用ができると考えたため、 この記事でご紹介しています。 ぜひあなたのビジネスにも取り入れられないかご検討してみてください。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で金沢 夏樹をフォローしよう!

Pocket

今回の記事がお役に立った場合、シェアしていただけると嬉しいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Profileプロフィール

金沢夏樹

個人ビジネスコンサルタント
1983年8月22日生まれ 兵庫県神戸市出身(神戸市在住)
趣味:野球、マラソン、料理

オウンドメディアとソーシャルメディアを活用した個人ビジネス向けのWebマーケティングの専門家として活動している。

Webでの情報発信力を高めることを目的としたセミナーを毎月開催。
また、前向きに活動している仲間の集まる場ができればいう想いから朝活勉強会を毎週開催しており、個人事業主、経営者から起業志望者まで幅広い人が延べ100名以上参加している。

Web上の活動だけではなく、リアルな活動を重視し、Webとリアルの融合を軸にした提案が特徴。

【人生を懸けたミッション】
自分の好きな事に本気で取り組み、
ワクワクして生きる人を増やすこと!
自分に関わる全ての人に最高に面白い人生を生きて欲しい!