カスタムユーザーの実装はDjangoのプロジェクト作成後、最初に行っておくことが望ましいのですが、途中で実装しないといけないこともあります。
最初からやり直せる場合はそうするのがベストですが、そうもいかない場合は途中で実装することになりますが、実装後にマイグレーションする段階でエラーが発生するので、その回避方法についてです。
すでに登録しているユーザー情報はクリアされてしまいますし、どこかに不整合が出てしまう可能性もあるので、必ずバックアップしてから実施することを推奨します。
で、エラーの回避方法ですが、次の2つをコメントアウトすることでエラーにならずにマイグレーションできるようになります。
①settings.pyファイル
プロジェクトフォルダの配下にある『settings.py』にデフォルトで定義されている『INSTALLED_APPS』の『django.contrib.admin』をコメントアウトします。
INSTALLED_APPS = [
#'django.contrib.admin',
②urls.pyファイル
次にプロジェクトフォルダ配下にある『urls.py』の『urlpatterns』に設定されている以下の部分をコメントアウトします。これもデフォルトで定義されているものです。
urlpatterns = [
#path('admin/', admin.site.urls),
この後にマイグレーションを実行するとエラーとならずに終了すると思います。