弁護士の視点から世の中の裏側に切り込んでいく『九条の大罪』という漫画のご紹介です。

この記事を書いている2022年12月時点で7巻まで出ていますが、マジで面白いので読んでない人にはおすすめです。

作者の真鍋昌平さんは闇金ウシジマくんを描いた方で、ウシジマくんはヤミ金業者という裏の世界からの視点で世の中のやみの部分をリアルに描いていたのですが、今回の九条の大罪は弁護士という表の世界の視点から裏の世界を描いています。

シチュエーションや登場人物などは似ている部分もあるのですが、視点が逆側からなのでまた違った感じの切り込み方になっています。

この漫画はけっこうエグいシーンや過激な内容もあり、リラックスして読むような感じではないのですが、細部の描写までかなりリアルで、紙の漫画にも関わらずドラマや映画などの映像で観ているような没入感があります。

読んだ後にはどっと疲れを感じるぐらいシリアスな内容があったり、リアルが故に自分の身に同じようなシチュエーションが起こった時のことなんかも想像してしまい、読んだ後にけっこう考えさせられる作品です。

次回8巻は2023年3月に発売予定のようなので、まだ読んでいない人はぜひ読んでみてください。

おすすめの記事