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今回は面白い漫画のご紹介です。

この記事を書いている2021年3月時点では、まだ3巻までしか出ていませんが、『満州アヘンスクワッド』という漫画です。この漫画の舞台は昭和12年の満州で、1人の日本人の青年が関東軍の兵士として徴兵されるところからスタートします。

 

昭和12年というのがどんな時代なのかというと、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間にあたります。割と最近の話ですね。昭和12年というのは、西暦でいうと1937年になるのですが、中国とアヘンの関係はその100年ぐらい前から始まります。その頃、イギリスと中国とで貿易が盛んになってきていて、中国のお茶を大量に購入していたんですね。アフターヌーンティーというのが生まれたぐらい、イギリスは紅茶の文化があるので、海外の茶葉にも興味があったのだと思います。

 

そんな中で、中国のお茶というのも独特なので、イギリス人セレブの中に中国茶を気に入った人がいて、これは良い!となって輸入するようになったんでしょうね。ただ、イギリスとしては、珍しいお茶が輸入できて万々歳というわけではなく、お金(銀)が海外に出て行ってしまってるので、こっちも何かを売らないと採算が合わないとなって、考えたのが、当時イギリスの植民地になっていたインドを絡めて三角貿易というのを始めたんですね。

 

この三角貿易でインドを通して中国に売り始めたのがアヘンだったわけです。アヘンというのは、麻薬なので、中毒性があるので、吸引が広がっていき、密輸もかなり増えてしまったこともあり、今度は逆に中国から銀の流出が止まらなくなって財政が苦しくなってきました。また、アヘンを吸うことで人の体に起こる弊害がヤバイものだということにも気付いてきて、清の官僚だった林則徐という人がアヘンの貿易を禁止して、厳しく取り締まり始めました。

 

その態度にイギリスが怒って始まったのが、社会の授業の歴史で勉強したアヘン戦争ですね。そんなこんなで、満州とアヘンというのは切っても切れない関係にあり、訳あってお金が必要になった主人公の青年が仲間達と危険な目に遭いながらアヘン事業を大きくしていくという漫画です。

 

まだ、3巻なので、これからどんな風にストーリーが展開していくのかは分かりませんが、導入の部分で既に面白かったので、オススメです。

 

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