

『6ヶ月でWebから集客仕組みを作る!』神戸を拠点に活動しているWeb集客コンサルタント。セミナーや勉強会、交流会を主催。直近1年半の期間で累計1,500名以上を集客。
WordPressでオウンドメディアを作って、日々一生懸命記事を書いている。
けれどレスポンスもほとんどなく、思ったように機能していないという方は多いのではないでしょうか?
オウンドメディアを作っただけでは当然ダメで、さらに記事を書いていたとしても漠然と書き続けていても機能しない可能性が高いのが現実です。
というのも、今や誰でも簡単にWebサイトを持てる時代になっているので、ただ情報を何となくインターネット上に出していてもスルーされてしまうケースが多くなってきているからです。
今回はオウンドメディアを作ったは良いけれど、思ったように成果が上がらず失敗してしまう代表的な理由とその対策について書いていきます。
目次
コンセプトが定まっていない
一番よくある失敗がオウンドメディアのコンセプトが定まっていない事です。
オウンドメディア上で色んなコンテンツをたくさん出しているのにも関わらず、結果になかなか繋がらないと言う場合には、1度立ち止まってコンセプトが明確になっているのかを考えてみてください。
自分の中でコンセプトが明確になっていないと発信する内容に軸が無くなってしまいます。
そうすると、読んでいる側も『この人(この会社)は何が専門なんだろう?』となってしまいます。
『ラーメン、天ぷら、カレー』っていう看板が掛かってる飲食店のような感じです。
これは万能のように見えて、実はそれぞれを取りこぼしています。
ラーメン食べたい人も、天ぷら食べたい人も、カレー食べたい人も、この店には行かず、専門店の方に足を運びます。
行くとしたら、ファミリーとか団体でみんなのニーズを満遍なく満たしたいケースだけです。
要するにファンにはなりにくいという事。
『こだわり抜いた絶品ラーメンを出すラーメン店が出す天ぷら』
これだったら喜んで食べる人もいるでしょう。
オウンドメディアも同じで、何かしらしっかりとした軸があった上で色んなコンテンツを出すのと、何となくたくさんのものを出すのとでは意味が違います。
ですので、まずはしっかりとコンセプトを明確にする事が必要です。
コンセプトの作り方については『ブログで圧倒的に読まれる文章を書くために気を付けるべき6つのポイント』にも書いてますので、こちらもご参考にしてみてください。
コンテンツ(記事)の数が少なすぎる
オウンドメディアを構築する場合、主にはオウンドメディアを使って『コンテンツマーケティング』に取り組みたいと考えているのだと思います。
ですが、そこにあるコンテンツが少なすぎて、まだ成果を測る段階にも来ていないというケースがけっこうあります。
オウンドメディア構築を始めたのは良いのですが、なかなか更新が出来ずに途中でやめて放置してしまっているケースも多々見受けられます。
コンテンツマーケティングと言うと、コンテンツの質が重要なので、質を高める努力をする事はとても大切なのですが、それでもある程度の数は必要です。
一応最低ラインとして考えておいてもらうと良いのが100記事です。
これぐらいのコンテンツ量があれば、読んでくれる読者側の満足感もありますし、求めている情報がそこで見つかる可能性も高まります。
また、Googleの検索エンジンにも評価され始めるので、検索からのアクセスも増えてきます。
文章を書く習慣が無い人の場合は、個人差はありますが、100記事ぐらい書くと、文章を書くのにも慣れてきます。
ですので、最初の目標として、100記事というのを目指してやってみてください。
効果を測るのも、改善策を検討するのもそこからです。
オウンドメディア自体の出口戦略が無い
『オウンドメディアで発信するコンテンツでは出来る限り宣伝はせず、価値のあるコンテンツを提供する事に集中しましょう。』という言葉を色々なところで見かけます。
これ自体は間違いではなく、まずは読者の方々に価値ある情報を提供する事が重要です。
ですが、それだけで終わっていたら、ただの便利サイトになってしまうので、価値を感じてくれた人が次に取ってほしい行動への導線を用意する必要があります。
つまり、検索やソーシャルメディアを経由してオウンドメディアに入ってきた読者の出口を用意するという事です。
それはメルマガ登録かもしれませんし、リアルなイベントの案内かもしれませんし、資料請求かもしれません。
オウンドメディアに来てくれた人がそこに用意した記事を読んでくれるだけでは、あなた自身のビジネスにとって大きな影響が無いし、読んでくれた人にとっても何も人生が変わりません。
情報というのは、実際にそれを行動に落とし込んで初めて価値が生まれます。
せっかく貴重な時間を費やして自分のコンテンツを読んでくれた人のためにも次のステップは必要です。
オウンドメディア単体で活用している
オウンドメディアをビジネスに活用したいと思ったら、オウンドメディアだけを活用していてはダメで、SNSとの連携を行いながら活用していく事が重要です。
特にオウンドメディアを立ち上げて間も無い頃は、検索からのアクセスもほとんど見込めないので、SNS等の他のメディアから人を呼び込んでくる事が必要不可欠です。
もっと言うと、リアルな場でオウンドメディアの存在を知らせていくこともとても大切です。
自分のFacebookやTwitterなどのアカウントでオウンドメディアのコンテンツの更新を告知する事も必要ですし、コンテンツを読んでくれた人が自身のアカウントで気軽にシェアしてくれるような仕組みを用意する事も必要です。
将来的にはまた違うトレンドが生まれてくるはずですが、少なくともこれから数年間はまだまだSNSを活用する事はメリットがありますので、ぜひ活用してみてください。
オウンドメディアで発信しているコンテンツの質が低い
当たり前の事ですが、コンテンツ自体の質が低いと結果に繋がりにくいのは動かしようの無い事実です。
いくら無料であっても価値の無いものは相手にとっては読むだけ時間の無駄なわけで、そういうものをいくらたくさん出しても誰も喜ばないのは言うまでもありません。
質の低い記事しか無い場合、読んでくれた人が行動に移す確率が低くなる事はもちろんですが、発信している情報がリーチする人数にも影響を及ぼします。
Webマーケティングも結局は『人』が介在して成り立つものなので、情報を受け取った人がそれを良いと思わなければ、広がっていきません。
逆に感動するぐらい良いものであれば、勝手に広げていってくれる可能性もあります。
Facebookとかでも友達がシェアした記事が自分のところにも流れてきたりしますよね。
Googleの検索エンジンに評価されて多くの人に見てもらうという事も大切な事ですが、人から人に情報が繋がっていくというのは、それ以上に価値のある事です。
もちろん先ほども書いたように、オウンドメディアを立ち上げていきなり質の高い記事を書ける人は少ないです。
書き続けていくうちに質の高い記事を書けるようになっていきます。
ただ、そうなるまでには多少の時間が掛かるので、出来る限り早く始める事が大切です。
早くオウンドメディアを立ち上げて、早く記事を書いて、早く書く事に慣れる。
そこからいかに質の高い、読者にとって価値のある情報を届けられるのかが勝負になります。
ですので、最初は特に頑張って記事を書くようにして、出来る限り早く質の高い記事を出せるように努力することも大切です。
特定の人にしか分からない言葉や内容になっている
オウンドメディアを使って発信していく情報というのは、基本的にはあなたの専門分野の情報です。
ですので、内容的に専門的なものになるのはオッケーなのですが、読む人がその分野の専門家ではないということは頭に入れておく必要があります。
例えば、専門用語をバンバン使って書いてしまうと、読者にとっては馴染みのない言葉なので、とても難しく感じてしまうわけです。
そこは配慮をしてあげる必要があって、一般的な言葉で言い換える事や、補足説明を付けるなどをして、誰が読んでも分かるようにしておく事が基本です。
オウンドメディアの目的がその分野の専門家にワンランク上の情報を届けるというようなケースであれば、その限りではないのですが、基本的には専門外の人をターゲットとしているケースが多いので、専門外の人でも読んで分かるというのは重要です。
まとめ
今回はオウンドメディアを運営していく中でよくある失敗の原因と改善策について書きました。
オウンドメディアの運営に関しては常に改善を繰り返す事が重要ですので、ぜひ今回の内容をご参考にしていただいて、より発信力のあるメディアを作り上げていってください。
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