確定申告をし始めてもう6年か7年かになります。最初の頃は申告時期ギリギリに1年分の領収書や請求書などをかき集めて、やよい青色申告に入力してやっていたのですが、その頃は年明けぐらいから、『そろそろやらないといけない・・・』というのが頭に浮かんできて、その状態で2ヶ月ほど過ごすという感じでした。
負担感も感じますし、その期間は何をやっててもそれが気になるので、集中力も下がってしまうという感じでした。1年分まとめてやると、何ヶ月も前の事を思い出しながらやらないといけないので大変ですし、思い出せないことも出てくるんですよね。
かといって、最初の頃は利益もそんなに出ず赤字でしたので、電車賃を削減するため2〜3駅の移動なら当たり前のように歩いていましたし、メモ帳も買わずにチラシの裏の白紙を切ってメモ帳として使っていた感じだったので、税理士さんに依頼出来るような状態では無かったので、自分でやるしか選択肢が無かったという形でした。とはいえ、開業届けを出したら確定申告するのは義務になるので、やるしかなく時期になったら慌ててやるのが定番になっていました。
3回目か4回目ぐらいの頃から少しやり方を変えているのですが、こまめに記帳をしておく形に切り替えて1年分をまとめてやるのをやめようと決めてやるようにしました。幸い、会計システムを専門としていたので、そんなに難しい内容が出てこない限り仕訳を切ったり、財務諸表を見たりというのは抵抗なく出来るので、やるかやらないかだけの話で、結局めんどくさくて後回しにしていただけのものを、ちゃんと先にやるようにしただけの話です。
1ヶ月に1回月末にその月の分を入力する形でしたが、それだけでもかなり負担感は減りました。今は、スマホでも入力出来るようになっているので、毎週5〜10分ほど時間を取ってその週の分を入れているので、日々の記帳は全く負担感がなく、仕事に集中出来ている状態です。
そんな感じで、やればすぐ出来るのに後に回すから大変になっている事ってたくさんあると思います。それって意思の弱さという事だけではなく、仕組みの問題でもあります。つまり、仕組みを整えれば大変な思いをしなくて済む可能性が大いにあるということです。
①週次のタスクリストに記帳を追加すること、②スキマ時間に出来るように会計ソフトのスマホアプリをインストールする、これだけのことで、かなり楽になります。
最近、ブログの更新も再開しているのですが、これも同じような形で負担感を感じないような仕組みを整えていく事を意識してやっています。特に、私の場合はこのブログ以外にも、会社名義のものも含めて5つほど更新しているので、普通にやっているとけっこうめんどくさく大変です。なので、出来る限り負担にならないような工夫が出来ないかを常に考えて、簡単に出来る事からどんどん取り入れていくようにしています。
日々やっていることの中で大変だなと思うことがあれば、何か仕組み化出来ないかを考えてみてください。そうすることで、本来の価値提供の部分に集中出来るようになりますよ。