今日は夜からWeb開発の打ち合わせをしてきたのですが、1時間ほど空きが出来たので、三宮のイオン(今はOPA2でしたっけ?)にあるジュンク堂でフラフラと眺めていた時に、一冊興味深い書籍が目に留まりました。

『教養としての決済』という、元マッキンゼーのパートナーの方と、ウォールストリート・ジャーナルやファイナンシャル・タイムズに寄稿していた元ジャーナリストの方の共著で東洋経済新報社から出版されている書籍です。

『決済』という世の中を動かしている重要な仕組みについて、そこまで深く考えたことはありませんでした。もちろん日々の生活の中で現金やカードで決済したり、最近ではPayPayなどのバーコード決済等も普通に使うようになって便利だなと思うことはあります。また、仕事で会計システムに関わりますし、自分の会社でも当然決済は発生するので、無関係というわけではないのですが、深く知っているかと言われたら、NOと言わざるを得ないという感じです。

ロシアとウクライナの問題が発生して、世界各国がロシアに経済制裁を課すことになりましたが、その時に行われたのがSWIFTのネットワークから排除するということでした。SWIFTというのは、世界各国にある銀行を中心とした金融機関を繋げている決済ネットワークです。そこから排除するというのは、つまり決済させなくしたということです。それだけ決済が止まるとダメージがあるということです。

それぐらい重要なものであるにも関わらず、ちゃんと勉強したことも無かったので、この本を買って読んでみることにしました。システムに関わる仕事をしている者として、まして会計システムに関わっているので、知っておく必要もあると思っています。今後、どんどん決済手段がシステム化されていくと思いますし。

ということで、今日から少しずつ読んでいきます。

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