
映画化されると聞いてから楽しみにしていたスラムダンクの映画をミント神戸にあるOSシネマズに観に行ってきました。
少しネタバレもあるので、もし内容を知りたくない場合はお気を付けください。
今回はコミックでは描かれていましたが、アニメでは放送されていなかったインターハイの山王戦です。

10月ぐらいからAmazonプライムでアニメ版を1話から全部見返してしっかりと予習(復習?)。小学生の頃に観ていたので、約30年振りに見返した形です。当時は何も違和感もなく観ていたのですが、最近のアニメは映像がクリアで動きもスムーズなので、それと比べると時代を感じましたが、それでも内容的には今でも十分面白いことを実感しながら復習を終えて、いざ映画館に。
結論から言うと、とても良かったです。大きなストーリーとしてはコミックでは描かれていたけれどアニメでは放映されていなかったインターハイの山王戦を映画として実現してくれてる形です。アニメの続きではあるのですが、コミックには無かったサイドストーリーも用意されていて、初めてスラムダンクを観る人でもその角度から感情移入して楽しめるように設計されています。
オープニングが背番号7からスタートするのも良かったですね。湘北高校バスケ部のレギュラーメンバーである桜木花道、流川楓、三井寿、赤木剛憲の4人に関しては、けっこう過去のストーリー等が描かれているのでず、宮城リョータにはそういうシーンがほとんど無かったと記憶しています。
ですが、読者としては身長が高く身体能力が高く、天才的な才能を持つ他のメンバーと比べると、スピードと技術はあるものの1人身長が低い中で奮闘している宮城リョータに共感する部分も多く、その選手にフォーカスを当てた作品だったということも楽しめるポイントとして大きかったように感じました。
声優がアニメ版とは一新している点について公開前に多くの議論や批判が出ていましたが、実際に観ると全然関係なく楽しめましたね。直前にアニメを観直してから行ったので、最初の数分は確かに少し違和感は感じましたが、すぐに慣れましたし、それ以上に内容が良かったので、それが理由で映画館に行くのをやめようかなと思っているなら観に行った方が良いなとは思いますね。
やっぱりスラムダンクは面白いですね。個人的にもスポーツ漫画の中でもトップクラスに好きな作品なので、25年振りの映像での復活はシンプルに嬉しく、とても楽しめました。
