価値の拡大ループを引き起こすコミュニティの重要性
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ここ最近、テクノロジーの進化がどんどん加速していて、何が起こっているのか理解しきれない状況になってきました。

あと25年ほど未来の2045年には『シンギュラリティ』というAIが人間の知性を超えるような状況になるとも言われています。

 

 

AIによって人の仕事が奪われるなんていう事も、事実となるのかどうかはなってみなければ分かりませんが、現実味を帯びてきているのは確かです。

これからの時代、今までに比べてコミュニティを持つこと、属することの重要性が劇的に高まると考えています。

それは、リアルなコミュニティ、オンラインのコミュニティどちらも含んでいます。

 

 

なぜ、コミュニティが今まで以上に重要になると考えているのかについて、今回は書いてみます。

 

 

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経営学者マイケル・ポーターが提唱したバリューチェーン

難しい事を書くつもりは無いので簡単にお話ししますが、アメリカの有名な経営学者に『マイケル・ポーター』という人がいます。

商学部や経済学部出身の方は大学の講義で一度は耳にしたことがあるはずです。

また、ビジネス書コーナーのちょっと難しめの本が置かれている場所に必ずこの人の本が置かれているぐらい世界的に有名な方です。

 

 

この人の提唱したものの1つにバリューチェーンというのがあります。

日本語でいうと、価値連鎖です。

 

 

ざっくりと説明すると、経済というのはバリューチェーンという価値の連鎖を通して常に増大し続ける事を言っています。

 

 

家具屋さんを例にしてシンプルに言うとこんな感じです。

 価値が連鎖して大きくなる例

①林業の方が木を育てる。

 

②林業の方は材木屋に1キロ1万円で売りました。

 →林業:プラス1万円、材木屋:マイナス1万円

 

③材木屋は家具メーカーに1キロ1万5000円で材木を売りました。

 →材木屋:プラス5,000円、家具メーカー:マイナス1万5000円

 

④家具メーカーは椅子を作って消費者に20,000円で販売しました。

 →家具メーカー:プラス5,000円、消費者:プラスマイナスゼロ(お金はマイナス20,000円、椅子として20,000円の価値を保有)

 

つまり、サービスの提供を繰り返す事で、付加価値が付いていき、トータルでの価値が増大していくということです。

今はたまたま家具についての例でしたが、それがパンになっても、ラーメンになっても同じ事です。

 

 

コミュニティの重要性

ここから分かる事は何かというと、バリューチェーンの流れを通せば通すほど世の中に存在する価値が増大していくという事です。

つまり、人から人にお金が渡る瞬間に新たな価値が追加され、それを回せば回すほど世の中は豊かになっていきます。

 

 

さっきの例で言うと、最後に椅子を購入した消費者がパン屋さんだったとします。

そうすると、農家が小麦を作ってからパンが消費されるまでのバリューチェーンがあり、その最終消費者が林業の方だったりしますよね。

そうすると、複数のバリューチェーンが連携してトータルで見るとより、さらに大きな価値が生み出されているという事になります。

 

 

本当はもっと複雑ではあるんですが、これを国単位でみた指標がGDPというものです。

今回は、経済の仕組みをお話ししたい訳では無いので、シンプルに自分の周りでお金が回れば自分も含めて周りの人たちも豊かになると考えてください。

 

 

国単位とかになると、大き過ぎてよく分からないかもしれませんが、これが自分の周りで回り始めると、より加速していきそうな気がしませんか?

 

 

そこにコミュニティの重要性があると感じています。

昔は作れば売れる時代だったので、とにかくたくさん作って売るというフェーズでした。

 

 

ですが、モノ余りの時代になって、作っても売れないのが当たり前になっています。

必要なものは揃っているので、普通に作っていても売れない訳です。

じゃあ何が必要なのかと言うと、価値です。

 

 

売り物自体は物質的なものであったとしても、買う理由はそこに付随している価値だったりします。

 

 

例えば、いろはすという水があります。

正直、水の中身の違いが分かる人はそんなにいないはずです。

それにも関わらず、いろはすが普通の水より売れているというのは、エコに貢献しているという部分に感じる価値です。

 

 

背景やストーリー、ビジョンなど目に見えないものに対する価値を感じてもらう必要があり、そこの価値の感じ方というのはとても単純で、関係性の有無で大きく変わってきます。

全く同じ事を何の関係性もない知らない人が言うのと、仲の良い友達が言うのとでは共感のレベルが違います。

 

 

だからこそ今後さらにコミュニティの重要性が高まっていくと考えているわけです。

 

 

ブロックチェーン技術によってお金が回るスピードが速くなる

テクノロジーの進化がそれをさらに加速させています。

インターネットが出てきて、ブログやSNSを使って情報発信が容易にできるようになり、さらにコミュニケーションも取りやすくなりました。

 

 

そうする事で、物理的な距離が関係なく関係性を作れるようになっています。

また、過剰な盛り上がりを見せている仮想通貨に関して、投機的な面が取り上げられがちで何か怪しいものだという認識が広がってしまっているのですが、あの裏で使われているブロックチェーンという技術は、実は世の中を変える革命的な発明です。

 

 

難しい話は置いておいて、このブロックチェーンが本格的に活用され始めると、決済期間の即時性が劇的に高まります。

単純に『仕入れて売る』というビジネスモデルを考えた時に、仕入れるにはお金が必要になるので手元にお金が無ければ、売れないと次の仕入れが出来なくなります。

でも売れたからといって、すぐに現金が手元に入るかというと、そうではないケースも多く、月末とか翌月25日とか少しタイムラグがあります。

 

 

タイムラグが起こりながら価値連鎖していくので、少し時間がかかります。

それがブロックチェーンが本格的に活用され始めると、そこのお金の回るスピードが劇的に速くなっていきます。

そうすると、さっきの価値の増大スピードも速くなっていく事になるという事です。

 

 

ゆるくいくつかのコミュニティに属する

結局、何が言いたいのかと言うと、これからの時代は昔以上にコミュニティが重要な時代になるという事です。

コミュニティというものの定義も難しいのですが、ガチガチに制限されたコミュニティではなく、緩めのコミュニティにいくつか属しながら、自分中心のコミュニティを持つというのが、今からの時代に合っているのかなと考えています。

 

 

テクノロジーの面では価値連鎖のスピードが高まる環境は整います。

あとは人間側の問題だけです。

人間が動く以上、感情の問題があります。

 

 

要するに、知らない人より知っている人、嫌いな人より好きな人に共感しますし、同じものなら知っている人や好きな人から買いたいわけです。

いかにその関係性を作るのか?

その答えの1つがコミュニティーを作る事、コミュニティーに属する事です。

 

 

『共感』しないと意味がないため、無理やり属したコミュニティーではいけないわけです。

だから自由度の高い『緩めのコミュニティー』というという話をしました。

 

 

その点を考えても、自分の発信媒体を持って情報発信する事がとても大切だと考えています。

リアルとネットの両方を上手く使いながら、コミュニティを作っていきましょう。

 

 

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