WELQ(ウェルク)の問題から僕たち情報発信者が学ばないといけないこと

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ここ数日、Web界隈で話題の中心になっているので、すでに見飽きているかもしれませんが、WELQについて書いておこうと思います。

 

今回、DeNAという大企業が行っていたことで大問題になりましたが、同じようなケースは実はあちこちで行われています。  

この記事では『WELQ(ウェルク)の問題から僕たち情報発信者が学ばないといけないこと』と題して、ビジネス目的でブログを書いている人が今回の問題を受けて何を学ばなければならないのかを書きたいと思います。  

 

これはDeNAだけの問題ではなく、ブログやSNS等で情報発信している者に共通の問題なので、それぞれがしっかりと考える必要がありますね

 

この問題を簡単に振り返り

ちょっと最初に今回のWELQ問題を簡単におさらいしておきます。

 

WELQというのはプロ野球チームのオーナーにもなっているDeNAが運営をしている、健康や美容といった医療系の内容を扱うWebサイトです。

 

と言っても、問題が大きくなり過ぎたため、いま現在では全記事を非公開にしていますが。。。

 

 医療という無責任な事を絶対にしてはいけないジャンルに手を出しておきながら、根拠の無い情報を外部のライターを使って大量に投入したということが問題になっています。

大量に記事を投入した目的としては、『SEO』目的、もっというと、検索上位表示をすることによって生まれる諸々のお金です。

 

しかも、大量に投入した記事が根拠の無いものだけではなく、他のサイトからパクってきて、ちょちょっと書き直しただけのものもあるという悪質さです。 そのために方々から批判の声が相次いで、一般の人にも知れ渡るようになったという形です。  

 

目立たないだけで他にもたくさん同様のケースはある

冒頭にも少し書きましたが、今回、大企業であるDeNAが当事者だったということで、問題が大きくなりましたが、同じようなケースは実はけっこう見受けられます。

 

WELQもそうですけど、特にアフィリエイトサイトでよく見られますよね。アフィリエイト自体が悪いとは一切思わないんですが、一定数モラルに欠ける人がいて、こういうことをしてしまう人がいるんですよね。

 

『パクる』『引用する』『真似する』『参考にする』 明確な線引きが出来ないので難しいんですが、とりあえずパクるのはアウトですよね。

あと参考にするのはセーフ、というよりこれ無しで出来る人の方が少ないです。 引用するのは程度の問題と、引用元を明確にすることをクリアすれば、まぁセーフかなと。

真似するのも程度の問題で、何でもかんでも真似したら、それはパクリになるので、考え方を真似することが大切です。

 

で、世の中に存在するWebサイトのほとんどが何かしら情報源があり、それを元にして出しています。無から有を生みだせないから、それ自体は問題ありません。

 

でも同じように何かを参考にして情報発信をしていたとしても、そこには大きな差が生まれてきます。

それは何かというと、『自分の情報』を出しているかどうかです。

 

ただ単にどこかで得た情報をそのまま書いていたら、ただのパクリですし、それにその人らしさが出ないので面白くないんですよね。自分が実際にやってみてどうだったのか、その情報に対してどう考えたのか、とかを書かないとダメです。

 

どっかのサイトに書いている内容を言い回しだけ変えて書いたら良いと指導するコンサルもいるらしいですけど、それを鵜呑みにしてやってしまうと劣化コピーを生み出すだけで世の中的にも価値がなく、さらにあなたの品位も疑われる事になります。

 

本当に考え方をプラスするだけでも自分の色になります。必ずそれを入れるようにすべきなので、意識してください。

 

自分のメディアで出した情報に責任を持つ

今やインターネットというツールを使えば、個人であっても家にいながら全世界に情報発信が出来るようになりました。

ピコ太郎がアメリカでヒットしたのが良い例ですよね。

 

日本で話題になって無くても世界で受けるということも可能になりました。 これは僕たち無名の個人であっても同じ事。

何かの拍子に記事がバズって許容範囲を超えるレベルで広がってしまうということもよくあることです。

 

なので、予期せぬタイミングでどこの誰が見るか分からないということはしっかりと認識しておく必要があります。

その上で、ブログやSNSを含め、自分のメディアで発信する情報はすべて自分が責任を負う覚悟が必要です。

 

今回は影響力の強い企業が影響力の高いメディアを作っておいて、中身には責任負いませんっていってるところが残念な部分で、ここの意識をインターネットで情報発信している人たち全員が改善していかないといけません。

そうじゃないと、インターネットの情報全体の信頼性が高まりません。

 

インターネットというめっちゃ便利なものが登場して、世の中に広く自分の思考を発信することがせっかく可能になったのに、信頼性が低く思うように伝わらないのは勿体無い。

ここはみんなで取り組んでいかないといけない課題だと思っています。

 

一度失った信用を取り戻すのは並大抵じゃない

『信用を得る』ことって、ちょっとやそっとで出来ることではなく、時間をかけて苦労しながらちょっとずつ得る事が出来るものです。

その反面、信用というのは1つのうかつな行為によって一瞬の内に失います。
そして、その失った信用を取り戻すというのは、並大抵のことではありません。

 

何をするときでも一緒ですけど、失敗はしても構わないんですけど、立ち直れないような致命傷は負ったらダメです。

今回のケースは致命傷ですよ。いくら、ここから一生懸命挽回しようとしても、もうここのメディアからの情報は信用出来ないですよね。

そうならないように自分の中にしっかりと軸を持って、人の道から外れることはしないように常に自分を見張っておきましょう。  

 

SEO対策は大切だけど、そればっかり考えてると大切な間違いをする

それぞれの持ってる本当に価値ある情報を、それを求めている人にしっかりと伝わるようにするためにSEO対策は意識した方が良いと僕は考えています。

それによって1人でも多くの人に伝わり、救われる人がいるかもしれないから。

 

でも大前提は、レベルの違いはあれど専門家としての知見です。

『なんか知らんけど他のサイトにこう書いてあったからちょっと手直しして自分のものとして書こう』っていうのは、ダメですよね。

 

クラウドソーシングとかでめちゃくちゃ安い単価で記事を募集してたりしますけど、ああいうのもだいたい良くないですね。

すべての専門家が文章を書くことが得意なわけではないので、専門家の知見をわかりやすく伝えるという部分にライターの存在は必要です。

 

それに自分がその分野の専門家ではないことをしっかりと理解して、それを埋めるために相当な努力を行っている人がいることは知っています。

でも1記事数百円というあの金額ではライター側も生活がかかっている以上、本気で取り組めないですし、良いものが生まれる可能性は相当に低いと言わざるをえません。

 

今回の問題によって質は低くても大量記事を投入することは、今時点ではSEO対策に効果があることがはっきりしました。

実際にWELQの記事の多くは検索結果の上位表示を達成していました。

ですが、中身が伴っていない分、マイナスの作用が働いたという形です。

 

 

要するに、情報発信が成功するかどうかは『たくさんの人に届く』ということではなく、『本当に役に立つ情報がたくさんの人に届く』ということで、質の低い情報がたくさんの人に届いてしまったら振り幅が大きい分、後で起こる反作用も大きくなるということです。  

 

ユーザー価値が高いものが上位表示されるんじゃないの?

『Googleの検索エンジンは改善がされて、読む人にとって価値が高いものを上位表示するんじゃないの?』

『それなのに、なんでパクリ記事とか真偽が曖昧な記事が上位表示されるの?』

今回の問題を知って、SEOについて少しかじった方の中には、このように思った人もいると思います。WELQの記事ってバンバン上位表示されてますもんね。

 

これに関しては、天才集団Googleといえどもまだ判別出来ない、というのが事実だと思います。システムエンジニア経験者から言わせてもらうと、自然言語の内容が真実かどうかなんてロジックに出来ないですよ。

 

何か基準を設けて評価して真実と見做す、というのが今の限界値です。
まぁそれでも将来的には出来るようになるんでしょうけど。

 

逆にいうと、これだけ良くなったGoogleの検索エンジンにも、まだ抜け穴があって、そこを一つずつ突いていけばテクニックで上位表示出来るということです。  

 

テクニックに偏重しない

この問題が出てきて、まだテクニックで上位表示が出来る、と抜け穴探しに躍起になる人もおそらく出てきます。

ですが、僕はそれを決してオススメしません。

理由はさっきお話したように仮面はいつか剥がれて大きなしっぺ返しを受ける可能性が高いというのが1つ。

もう1つは、抜け穴探しに走り回ると、地力が付かず、一生抜け穴探しを続けるしかなくなるからです。

 

学生時代に成績の良い友達のノートを借りて宿題を乗り切ってる人いませんでした?

 

テクニックに偏重する人はこれに似てるなぁと思うんですよね。目の前の宿題はなんとか乗り切れるかもしれませんが、自分の頭で考えて宿題に取り組んでいないから学力はつかずに、次の宿題もノートを貸してくれる友達を探さないといけないんですよね。

 

一方、ノートを貸す側っていうのはちゃんと時間をかけて自分の頭で考えてやっている分、力が付きます。

だから、ちょっと応用問題が出ても自分で乗り越えられます。

 

ブログ等での情報発信も同じです。 テクニックに走り回って上位表示を目指すのではなく、『価値ある情報を発信すること』によって上位表示を目指しましょう。

もちろん、それはしんどいですし、時間もかかります。ですが、それが出来るようになった時には、仮に検索というものが無くなった時にも生きていける力が、きっと身についています。  

 

まとめ

長々と書きましたが、今回のWELQの件はDeNAだけの問題ではなく、ブログなどで情報発信をしている多くの人に関係する問題です。

 

ビジネスとしてやっている以上、お金を稼げる方法を考えるのは必要なことですが、そればっかりを意識してしまうと、今回のようになってしまいます。

 

情報発信というのは、受け取った相手にとって価値のあるものでないといけません。その点を忘れないようにしましょう。

なかなか考えさせられる問題でしたね。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

金沢夏樹

個人ビジネスコンサルタント
1983年8月22日生まれ 兵庫県神戸市出身(神戸市在住)
趣味:野球、マラソン、料理

オウンドメディアとソーシャルメディアを活用した個人ビジネス向けのWebマーケティングの専門家として活動している。

Webでの情報発信力を高めることを目的としたセミナーを毎月開催。
また、前向きに活動している仲間の集まる場ができればいう想いから朝活勉強会を毎週開催しており、個人事業主、経営者から起業志望者まで幅広い人が延べ100名以上参加している。

Web上の活動だけではなく、リアルな活動を重視し、Webとリアルの融合を軸にした提案が特徴。

【人生を懸けたミッション】
自分の好きな事に本気で取り組み、
ワクワクして生きる人を増やすこと!
自分に関わる全ての人に最高に面白い人生を生きて欲しい!