売上に思いっ切り影響を与える『好感度』を高める単純接触効果

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今は人間関係で商品・サービスが売れる時代だと言われています。

 

昔と比べて人間関係が希薄になったと言われたりもするんですけど、一方でより濃い人間関係を築けている人たちも存在します。

 

これはやっぱりFacebookやTwitterのようなソーシャルメディア(SNS)が一般的になって、リアルな関係性をサポートすることができるようになったことが影響しています。

 

ではなぜ、ソーシャルメディア(SNS)を使ったら人間関係を濃く保てるのかというと、そこにはシンプルな理由があります。

それは、『単純接触効果』と呼ばれるものです。

 

認知心理学と言って、人間が見たり、聞いたり、考えたりという認知活動を研究する学問があるのですが、この認知心理学の領域の研究によって分かったものだそうです。

 

人間というのは、相手が物でも人でも同じですが、繰り返し接することによって、その対象への警戒心が薄れて自然と好感を持ち始めるというものです。

 

簡単に言うと、何度も会えば会うほど好感度は高まっていくということです。

 

日常生活ももちろんそうなんですが、ビジネスシーンでも『好感度』って重要ですよね。

全員に好かれる必要はないんですけど、嫌いな奴からものを買うことは無いわけで、狭くても良いからコアなファンがいないと成り立ちませんよね。

 

芸能人の好感度調査を発表している雑誌とかテレビ番組もよくありますけど、やっぱり嫌いな人が出ている番組より、好きな芸能人が出ている番組をよく見るというのも同じこと。

 

これはテレビの世界だけの話ではなく、常日頃の僕たちの生活にも密接に関係していることです。

ものを買うにも『同じ商品・サービスを買うなら嫌いな人よりも好きな人から買いたい』そう思いますよね。

 

例えばランチを食べに行く時でも同じぐらいの美味しさのお店が2軒あってどちらも過去に行ったことがある場合、自分の中での店主への好感度でどっち行くか決めるということも普通にしていると思います。

 

なんだかんだ言っても、僕たち人間の行動なんて結局は好きか嫌いかが大きく影響しているわけです。

その好き嫌いは思っているより単純なことで決まってるかもしれないですよ、ってことが今回の話です。

 

接触回数が印象に影響を与える

さっきもお話ししましたが、『単純接触効果』という言葉の通り、その対象物に接する回数が増えれば増えるほど好感度が高くなるという法則です。

 

おそらくあなたもこんな経験ありますよね。

中学校とか高校に入学した直後は知らない人ばかりで友達もいなかったけど、授業や部活などで顔を合わせる回数が増えるに連れて仲良くなって友達が増えた。

 

初対面の時は『こいつ感じ悪いヤツやなぁ』と、あまり良い印象では無かったのに、クラスで毎日顔を合わせているうちにいつの間にか親友になっていた。

 

これって完全に単純接触効果です。

 

最初は相手に対して特に好感も持っていなかったけれど、会って顔を合わす回数が増えるに連れて良い印象になってますよね。

 

相性は悪くない程度の人と100回会うことと、めちゃくちゃ相性が良い人と1回会っただけの場合、大抵は前者の方が仲良くなります。

難しい話は全く必要なく、単純に会う回数が親密度を加速させるということです。

 

物に対しても効果がある

この単純接触効果というのは人と人との間だけではなく、物に対しても同じように効果します。

 

ここで質問ですが、お風呂で頭を洗うときにシャンプーって何を使っていますか?

 

ツバキ、エッセンシャル、スカルプDなどなど、色々なシャンプーがある中で今お使いのシャンプーに決めたわけですが、何か明確な基準があって決めていますか?

もしかすると、女性の中にはスゴいこだわりを持って選んでいるという方もいるとは思いますが、多くの人は「あっ、これCMでやっているやつだからこれにしとこう」ぐらいの感じで決めているんじゃないかと思います。

 

これも完全に単純接触効果が働いています。

毎日毎日テレビCMでそのシャンプーを見ているうちに無意識にそのシャンプーに対して安心感を抱いているわけです。

 

だって、スーパーやドラッグストアにはその他にもたくさんのシャンプーがあるのに、そんなに深く検討せずにそのシャンプーに信頼を置いて買ってますよね?

 

商品・サービスの品質だけで購買意思決定はしていない

要するに、人がものを買うという場合の意思決定に影響を与えるのは商品やサービスの品質の良し悪しだけじゃないってことです。

 

一番大きな影響を与えているのは、好きか嫌いかです。

好きな人からなら進んで買いたいし、嫌いな人からは品質がいくら良くても買いたくない。

僕たち人間はロボットじゃないからこそ、そんなことが起こるんです。

 

で、最初の話に戻りますが、単純接触効果っていう面から考えてもSNS(ソーシャルメディア)の活用というのは理にかなっているんですよね。

もちろん、中学校や高校のように毎日顔を合わせる環境があればそれに越したことはないです。

 

でもそれは難しいじゃないですか。

だから、SNSを使って頻繁にお互いの情報に触れるんです。

そして「いいね」を押したり、コメントをする関係を続けることで、好感を抱き会う関係ができるわけです。

 

 

素晴らしいツールですよね。

これを使わないなんてもったいないという言葉しか出てこないですよ。

 

最後に

ちょっと前に「経済は感情で動く」という本が出ましたが、人と人とが関わり合ってビジネスが成り立っている以上、感情というものは絶対に影響しています。

特に汗水たらして稼いだ大事なお金を使って商品やサービスを購入してもらうわけですから印象が悪いところからは購入したくないですよね。

 

もしかするとテクニックで相手をコントロールしているような印象を持つ人もいるかもしれませんが、お互いが気持ち良く感じるために人間心理を知っておくってことは良いことです。

 

別に洗脳をするとかそういう話ではなくて、お互いに好感を持って付き合っていくために知っておくと良いものなので、知っておいてもらうと良いと思いますよ。

 

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Profileプロフィール

金沢夏樹

個人ビジネスコンサルタント
1983年8月22日生まれ 兵庫県神戸市出身(神戸市在住)
趣味:野球、マラソン、料理

オウンドメディアとソーシャルメディアを活用した個人ビジネス向けのWebマーケティングの専門家として活動している。

Webでの情報発信力を高めることを目的としたセミナーを毎月開催。
また、前向きに活動している仲間の集まる場ができればいう想いから朝活勉強会を毎週開催しており、個人事業主、経営者から起業志望者まで幅広い人が延べ100名以上参加している。

Web上の活動だけではなく、リアルな活動を重視し、Webとリアルの融合を軸にした提案が特徴。

【人生を懸けたミッション】
自分の好きな事に本気で取り組み、
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